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皆さんは北海道に本社のある株式会社アレフという会社をご存じでしょうか?

あまり聞きなじみのない会社かもしれませんが、同社はハンバーグレストラン国内340店舗を展開する大手ハンバーグ専門レストラン「びっくりドンキー」の運営会社です。

私たち旭食肉協同組合もびっくりドンキーのハンバーグの原料に豚肉を使用いただいており、今回初めて札幌の本社を訪問させていただきました。

びっくりドンキーさんといえば、アンティークで特徴的な内外装にウッドディッシュで提供される美味しいハンバーグのイメージがあると思いますが、それだけにとどまらない取り組みをされていました。

商談の後、担当者さんに『近くに当社の運営する施設があるのでご案内しましょう』とお誘いを受け、連れて行っていただいたのが札幌市近郊の恵庭市にある「えこりん村」です。

えこりん村とは

えこりん村は、北海道恵庭市にあるアレフグループの施設であり、東京ドーム17個分のとてつもなく広い敷地を持つ、自然体験や農業体験、動物との触れ合いや食育を通して、人と自然との共生を目的にしています。

コンセプトは「子どもたちに夢を与え、成長を育てる場所」として、地域との交流を深めながら、自然に触れ、さまざまな体験を通して、新しい発見を促し、親しんでいくことを目的する多目的な体験型ファームです

森のレストランTEN-MAN

TEN-MAN店舗外観

えこりん村には、森の中に位置する自然豊かなレストラン「TEN-MAN」があります。自家製野菜や、北海道産の素材をふんだんに取り入れた、手作り料理が楽しめます。

なんといっても、えこりん村で育てている放牧豚『粉雪とんとん』のローストポークは目の前で1枚づつ焼き上げられその美味しさは絶品でした。

また、大自然の中で食事を楽しむことで、自然との共生を体感することができます。

羊と豚の放牧

えこりん村では、1,000頭の羊と豚を放牧しています。
羊は畜舎に入っているわけではなく、敷地内を放牧しているため、羊とのふれあいを楽しむことができます。

また訪問した5月は出産、子育てのシーズンでかわいい羊の親子を見る事ができます。
粉雪とんとんは村中で放牧飼育している豚です、広大な原っぱを自由に走り、元気で健康的に育つことができます。粉雪とんとんの豚肉は、えこりん村のレストラン「TEN-MAN」で味わうことができます。

トマトの森

収穫量でギネス記録にも認定されたトマト

1gにも満たないトマトの種を大事に育てると1年間で何個のトマトが収穫できるかご存じでしょうか。

このトマトの森プロジェクトは植物の可能性を私たちに見せてくれます。これまでの最高収穫量は25,000個でこれはギネスにも認定されています。収穫された「果実のようなトマト」はドレッシング、キャンディー、ポテトチップなど様々に加工されお土産としても人気があります。

SDGs

えこりん村では、SDGs(持続可能な開発目標)に基づいた取り組みを進めています。

具体的には、地球環境保全や社会貢献活動、食育といった分野ですが、今回のわずか3時間余りの訪問ではとても伝えきれません。

北海道に旅行されたときは、札幌から車で約40分のえこりん村にぜひ遊びに行ってみてください。見て、触って、感じるブログでは伝えきれない様々な素敵な体験をお楽しみください。