正式名称:旭市養豚推進協議会主催令和5年度肉豚枝肉共進会
千葉県旭市は、養豚が盛んな市です。2020年には、千葉県全体の養豚生産量の約15%を占めており、全国でも宮崎県都城市につぐ2番目の養豚産地となっています。旭市の養豚産業は、明治時代に始まりました。当時、旭市は水田地帯であり、豚の飼料となる米が豊富にあり、また銚子では餌の蛋白源となるイワシが豊富に水揚げされました、また一年を通して温暖で豚の飼育に適した気候など、これらの好条件が重なり、旭市の養豚産業は大きく発展しています。
旭市の養豚場は、小規模な家族経営の農家から大規模な企業養豚までさまざまな使用形態の農場が市内各地に点在しており、養豚場同士が日々研鑽を積みながら生産を行っています。旭市の養豚生産者は、安全で高品質な豚肉を生産するために、様々な取り組みを行っており、養豚産業は、市の経済にとって重要な産業となっています。養豚場は、多くの雇用を創出し、市の税収にも大きく貢献しています。旭市の養豚産業は、今後も成長していくことが期待されています。
旭市養豚協議会主催肉豚枝肉共進会は、千葉県旭市で年に1回開催される豚肉の品評会です。2023年は7月5日(水)に開催されました。共進会では、旭市内の養豚農家が育てた豚肉が、外観、肉質、脂肪の質など様々な項目で審査されます。最優秀賞に輝いた豚肉は、当組合の旭店で7月8日・9日の両日に販売され、多くのお客様もお楽しみいただけるイベントとして定着しています。
令和5年7月5日 第6回旭市養豚推進協議会主催肉豚共進会
出品数 45農場90頭
最優秀賞
生産者:岩岡篤史
格付:極上
枝肉重量:80.5kg
このように共進会は、旭市の養豚産業振興を目的として開催され、共進会を通じて、旭市産豚肉の魅力を広く伝えることも目的としています。共進会は、旭市の養豚農家や関係者にとって、大きなイベントとなっています。